2019/06/19 15:26

流木を見つけると、ついつい楽しくて拾ってしまう。

この木は何だろう?

どんなところを流れてきたのだろう。

使い勝手が良さそう❤️とか。

流木を拾いに行ったつもりではないのに

帰りにはガラクタのような流木だらけの袋をぶら下げて帰ることになる。

占い師の仕事と、もうひとつ仕事を持つ。

double workである。

たくさん拾って、ワンドに仕立てるも、時間が限られている。


でも素材はある。

大きな鍋で煮沸消毒して、天日に干して。

カラカラと乾いた音を立てる流木達。


凝ったものを作る時間はないけれど、

とりあえず、形まで作ろう。

その後のカスタマイズは、お好きにすればいいと思う。

魔法道具のワンドを作るには、まず形にするところから。

そこが一番、力の必要な作業なので、そこまで。

流木なので、木の特性はクリーニングされている。

このままで使うなら、それは使う人自身の力をシンプルに出すものになるだろう。

そこに石を付け加える。

そこに模様を刻みつける。

そこに力のある文字を付け加える。


そうすることによって持ち主の力を増幅させ、色のあるものになっていくのかもしれない。




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